学習塾ALLIETA
担当講師は高学歴がいい?
今日は塾講師の学歴についてのお話です。
個別指導塾にはたくさんの大学生の講師が在籍しており、様々な大学に通っている講師を選ぶことができます。
「どの講師でもお選びいただけます!」
と言われた場合、みなさんは何を重視して選びますか?
女性の講師がいいなぁ…おもしろい人がいいなぁ…など人それぞれいろいろあると思いますが、講師の学歴を条件にしていることはあったりませんか?
今日は『学歴で講師を選んでも意味がない』というお話です。
☆「高学歴=指導力が高い」にあらず☆
ストレートに言います。
『勉強ができない子、苦手な子ほど高学歴講師はダメです』
理由は簡単です。
あなたが一流シェフの料理講座を受けたとします。
家に帰って教わったことを試した場合、同じ味が再現できますか?
恐らくほとんどの方が無理だと思います。
できるのはどんな方か?
一部のセンスのある方しか真似できません。
勉強も同じです。
高学歴の講師から教わる授業や勉強法は、地頭のいい子やセンスのある子など、一部の子にしか通用しないことが多いのです。
☆塾講師になる人は、小中学生の内容はできる☆
塾講師になる人は、小中学生レベルの問題はみんな解ける人ばかりです。
あなたは自分のお子さんに『掛け算九九』は教えられますか?
高学年の算数は難しいけど、それぐらいならできるよ!という方も多いのではないでしょうか?
塾講師になる人にとって、小中学生レベルの問題はみんなそれぐらいの感覚です。
高学歴でなくても十分です。
☆どんな講師を選ぶべきか☆
では何を基準に選べばいいか?
『お子さんのために一生懸命な講師』を選んでください。
そんな人わからないよ!と思われる方がほとんどだと思います。
そうです、簡単には分かりません。すぐには分かりません。
だから『塾に入れた後が大切』なんです。
それこそ『塾に入れる前よりも』です。
お子さんの塾での様子を定期的に聞くようにしてください。
教室長は漠然としたことしか言えないことが多いので、必ず子ども本人から授業の事を聞くようにしてください。ダメ講師の見極め方はまたの機会に書きます。
高学歴の講師を否定しているわけではありません。
高学歴でも子ども想いの一生懸命な講師、日々の授業に全力を注ぐ素晴らしい講師もいます。
しかしそれは学歴が高くない講師も同じです。
「現役〇○大講師」といった学歴に惑わされない考え方は大事です。