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子ども任せはよいとは言えないことも…

今日の内容は少し奥深い内容のお話です。

 

『子どもの自主性を尊重して勉強しなさいと言わない』

『道しるべを示すためにあえて勉強するよう声掛けをする』

 

この2つの考え方について話したいと思います。

 

面談でもときどき挙がるこの話、

私がこれまでに対面面談・電話懇談から得た経験を含めたお話です。

 

子どもの成績を以下の3つのグループにわけます。

 

成績上位層をAグループ(偏差値65以上)

成績中間層をBグループ(偏差値49以上65未満)

成績下位層をCグループ(偏差値48以下)

※偏差値は目安

 

子どもの自主性を尊重するなどの理由で声掛けをしない場合、その子はグループAまたはグループCに属していることが多かったです。

 

一方、勉強するよう声かけをする等、親が積極的に関わっている子はグループBの印象でした。

 

Aグループの子は特に何も声掛けせずとも自分の考えで動いている子が多いです。したがって親が積極的に関わる必要がありません。

 

一方でCグループの子は、親から何も言われずほったらかしにされている子が多いです。言い方は悪いですが、ほとんど放置に等しい状態…

このような家庭の保護者と面談をすると『子どもの人生は子どもが決めるものだから私からは何も言わない』とおっしゃっています。志望校探しにも関心がないような…

自主性を尊重しているように見えますが、実は放置という現状…

 

同じように見えて全然違います。

 

子どもの学力や目標に合わせて接し方を変えていかなければいけません。

簡単に言うと、学力が低い子に自主性を求めても無理だということです。

子どもの力を見極めずに自主性を尊重しているような接し方をしていては、いつまで経ってもCグループにいることになってしまいます。

 

Bグループの子のお話ですが、勉強が苦手な子は親が積極的に声をかけ接していくと、ある程度の成績までたどり着くことができます。

 

そこから先を目指すのであれば、Aグループの子が持つ自主性や自分で考える力が必要になってきます。平均点ぐらいの成績の子には、声掛けは必要不可欠です。

 

長男や長女など一番上の子の場合は、特にわからない部分も多いことと思います。

 

経験豊富なベテランの先生(学校や塾)に相談されると良いと思います!

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